文京学院大学女子高校サッカー部

感動・苦悩・期待の週末

まず、感動から・・・土曜日、7人で戦った中学生(U15リーグ3部・LAPIS戦)の試合を見た人たちから、「負けたけど、心が動きました!選手たちの最後まで諦めない姿勢は、素晴らしかった!」と、メッセージが続々と届きました。学校から選手たちを臨海球技場まで試合時間に間に合うように送り届けるという、最大のミッションは、コンプリート!!バスの中、中学生たちは、ハイテンションでした。まるで、戦場に向かう兵士のように・・・

バスの駐車場がないため、学校までバスを置きに戻り・・・すると、千葉コーチから何度も着信が・・・運転中で、ハンズフリー機能のない2009年式のバス・・・学校に戻るまで、「何があったのか?」を想像していましたが、なんと、選手証がないということでした。これは大変!!と、戻ってすぐにデータを送信しました。しかし、すでにスマホのデータで対応できていたようで、無事に試合は始められました。

自家用車で現地に戻ると、駐車場は6台待ち・・・「試合終わってしまうなあ・・・」と、諦めていたら、続々と車が出てきて、4時10分くらいに入庫できました。そして、ピッチに到着すると、キャプテンが倒れていました。「あと1分!!ピッチから出ないで、立ってろ!!」と、千葉コーチの言葉が聞こえたとき、「これは、20点くらいとられたかなあ」と、思いましたが、ベンチに到着すると、「前半3点、後半3点、0−6です!」と、言われ、驚きました。試合が終わり、保護者に挨拶に行った選手たちに、たくさんの拍手が送られているのを見て、「感動の試合だったんだ」ということが、すぐにわかりました。2025年、11月22日(世間では、いい夫婦の日とか、いいカップルの日とか・・・)、この試合に出場した人、目撃した人、きっと忘れない日になったことでしょう。中学生、アッパレです!!
中学生の雄姿に励まされ、葛西から鹿島ハイツまで、眠気も感じず快適なドライブができました。到着後、Ligaのスタッフと会議を行い、その後、参加チームと懇親会。部屋に戻り、サッカーノートにコメントを書き、クラスルームにユニフォームのことについて書き、12時30分に就寝。4時53分に目覚め、5時10分に鹿島ハイツを出て、コンビニに立ち寄り朝食と昼食を購入し、物価上昇を体感し、隣接のガソリンスタンドで給油をしようとしたら、セルフなのに開店しておらず・・・都内のスタンドで給油し、ガソリン税廃止を体感し、学校に7時10分に戻りました。

そこからバスを先導し、共立第二(八王子)に向かいました。予想通りの紅葉渋滞でしたが、キックオフ2時間前に到着し、準備にとりかかることができました。新人戦の対戦相手は、都立狛江高校。学力も高く、人気の都立高校です。監督は、都立戸山高校女子サッカー部出身の先生。現、飛鳥高校監督の樋口先生が、戸山高校時代に指導していた才女で、物理の先生です。

アップの様子を見ていると、狛江高校のチームに、「一体感」があるのが伝わってきました。そして、よく声を出し、ボールがしっかり蹴れる・・・そんな雰囲気を醸し出していました。一方の文京学院は、キャプテンがいろいろ考え、やろうとしていることは伝わるのですが、選手たちがまだ「共に頑張る!」という協働には至っていません。そんな状況にもかかわらず、木曜日も高1・高2が別々で練習し、土曜日もオフにしてしまった私は、今日もし敗戦していたら、緊急保護者会を開き、謝罪会見をしなければならないところでした。

そのピンチを救ったのは、GK本橋選手でした。試合中も集中を切らさず、決定的な相手のシュートを止め、そして、PK戦では、2回連続のストップ!!年末の大阪遠征をキャンセルさせずに、来年へと希望をつないでくれました。

学校に戻り、中学生の練習・・・千葉コーチが今日も教職課程の終日授業だったため、古川コーチにお願いして、「U14ガールズ大会に向けた練習会」を実施しました。古川コーチは、朝7:30から夜7:30まで、12時間勤務になってしまいました。奥様に申し訳ない!!(奥様はサッカーに理解がある方とのことで、甘えてしまっています💦)と、思いつつ、練習会に参加してくれた11人(U14ガールズ大会にエントリーする小6の9名+小5の2人)の小学生に、古川コーチの熱意が伝わり、来年の中学も、楽しみ!!と、明るい未来を感じ、週末を締めくくりました。


 

2025年11月23日(日)中学生+小学生練習(学校)

 

【目的】

・ボールを止める、蹴る、運ぶ、基本技術の向上:たくさんボールを触り、以下を意識する。

・パススピードを速くし、しっかりとトラップでボールをコントロールする。

・パススピードを緩め、ボールを止めずに流しながら、動きながらルックアップする。

・パスを受ける前、ボールの移動中に周囲を確認し、パスを出す時も味方の状態を確認する。

 

【トレーニングメニュー】

練習メニューは、各カテゴリーの全国レベルに合わせて実施。

・リフティング:静岡学園高等学校サッカー部、興國高等学校サッカー部、清水エスパルス(Jリーグ) 乾貴士選手、など。

・ドリブル(テクニック):元日本代表(日本代表最年少ゴール記録保持者)金田喜稔氏、興國高等学校サッカー部など。

・対面パス:日本サッカー協会公認指導者B級ライセンス講習会(FC東京)、元日本代表(日本代表最年少ゴール記録保持者)金田喜稔氏、国井精一先生、FC青山オーバー・フォーティ、など。

・パス&コントロール:FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ・ブンデスリーガ)。

・ゲーム:日本サッカー協会推奨。3ラインを形成。

 

【選手たちに伝えたこと】

・浮き球を処理する、コントロールする技術を身に付けることの重要性:具体的には、1)浮き球のクッションコントロール、2)浮き球の胸トラップでのコントロール、3)ヘディングができる。この3点は特に女子サッカーの課題である。

・キックの種類、パスの質を多く身に付けることの重要性:具体的には、1)インサイドで味方も取りやすい回転とスピードでのパス、2)距離が伸びてもグラウンダーで味方の足元にぴったりつけるパス、3)少し浮いたライナー性の速いキック、4)相手DFラインの背後へ放り込む、味方が取りやすいふわっとした大きなキック。こうしたキックの使い分けができるようになると試合で活躍できる。

・攻撃の優先順位:1)ゴール、シュートを狙う、2)相手DFの背後を狙う、3)前線の選手の足元を狙う。そのためにボールホルダーは顔を上げて前を見る。前線の選手はアクションを起こす。動き直す。

 

【所感】

・中学生たちは確実に上達している。小学生もそれぞれ個性があり、光るものがあったので、今後に期待している!

【選手コメント】

パスを強く出しすぎてしまった。

 

※ロングボールを蹴ろうとしたけど低いボールしか蹴らなかったので練習したいです。

いい位置にボールが2回くらい来たのに狙った位置に決めることができなかったのでしっかり決め切れるようにしたいです。

 

※息が合わないことが多く、ボールがつながらなかった。もっとコミュニケーショをとっていこうと思う。

パスが浮いてしまった。ワンタッチ目が大きくなってしまってシュートまで行けなかった。

もっと自信をもって出来るようにしたい。


  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
2025/11/24 05:42
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