杉並総合高校に到着すると、本部の選手たちがマスクをして、ゲホゲホしていました。杉並総合の佐々木監督が、「うち、クラスターが起こってしまって・・・今日は主力が4人、インフル明けから2日しか経っていなくて、動けないので、フルでは出せず、途中からの出場になります」と、嘘か本当かわかない感じで、ささやいてきました。
「じゃあ、スタートが勝負だね!」と、軽くリアクションしながら、「騙されないぞ!」と、言いました。
すると、文京学院のキャプテン、副キャプテンが本部に走ってきたので、「Has an accident happened? 」と聞くと・・・「体調不良で◎◎が欠席で・・・その子が持っているユニフォームが無く、2名分を貼り番で作製中で、キックオフに間に合いません・・・」とのこと。新人戦とU18リーグでは背番号が異なるため、このような事態が発生してしまいました。さらに、◎◎選手が体調不良で欠席、◎◎選手が昨日の試合で肘を打ち、痛みが引かないので欠場とのこと。まさか!!文京も、主力の4人が欠けることになりました。
お互い、主力が欠ける中、控え選手たちが頑張りました!!一進一退の攻防が続きましたが、前半26分、文京学院楠原選手からの浮き球のパスを上手く合わせた海藤選手のシュートが決まり、この1点が決勝点になり、1−0で勝利することができました。
昨日のチームとは別チームのように、声を出し、アプローチに行き、よく走る選手たち・・・そして、まさかの海藤選手の先制ゴールが生まれました!
ハーフタイムでようやく貼り番が完成!◎◎をセンターバックに配置し、◎◎ひなを、FWに・・・すると、相手もインフル明けの選手を10分後に二人、20分後にまた二人と、投入。勢いが出て、何本もコーナーキックを与えてしまいました。相手の正GKがインフル明けで、フィールドの選手がGKになっていたため、2回ほどGKも上がってきました!!それでもGKとDFが集中して、失点を許しませんでした。最後にCKのチャンス。ここで、キープしろと思いましたが、そんなことを指導者が指示しているようでは育成にならん・・・と、選手が考えるだろうと、黙って見守りました。すると、普通に蹴る!!ええええ、まじかあ!!と、思いましたが、そのまま試合終了のホイッスル・・・
ユニがない、キャプテンが欠場・・・絶体絶命の状況でしたが、1−0で勝利し、勝ち点「3」をゲット。あと1勝すれば、1部残留は間違いなし!あと3勝すれば、4位!!という感じになってきました。
昨日は、負けるはずないと思って挑んだ試合で、いきなり攻められ、焦ってしまった・・・今日は、勝つのは難しいと思って挑んだ試合で、1−0で勝ってしまった・・・やはり、準備とメンタルが大事なのだとしみじみ思いました!
東京U18リーグ
@SFIDA世田谷 0−8
A十文字B 1−3
BSHIBUYAアルテスタ 4−1
C修徳 0−5
D杉並総合 1−0
E東大和 11/30(日) 11時 小石川運動場
F南葛SC 12/14(日)15時10分 清瀬内山
G飛鳥 12/21(日) 10時 飛鳥
PS 掲載した写真の最後に映っていらっしゃる審判は、駒場高校サッカー部出身。つまり、横山コーチの「横トレ」の経験者でした!横山コーチが到着した瞬間から、顔が引きつっておりました!駒場高校サッカー部出身の選手は、毎週の「横トレ」が本当にきつくて、忘れられないようです💛









