中高でレッズランドでトレーニングを行いました。ひとつひとつのプレーにこだわっていない、声も出してない選手たちに、横山コーチの「喝!」が・・・グラウンドで日焼け止めを塗っている選手を見て、「なんでバスの中でやらないんだろう・・・JKにはJKなりのこだわりがあるのかもしれないけど、もっとサッカーのこだわりを大事にする選手たちが増えて欲しいなあ・・・」と、口には出しませんが、腹の中で思っていました。
課題である、同一視野の練習と、ヘディングを行い、そのあと、予定していた40分のゲームは、20分になりました。もっと準備が早ければ、ゲームの時間も長くなったのに・・・とは、言いませんでしたが、気づいた選手がいたら、次回からは改善されるでしょう。
いきなりチャンスをつくる高1FW・・・しかし、シュートを打たずにボールをキープ・・・そして奪われる。この選手は、次のプレーが相手に予測されてしまうので、ボールを失いやすい。国井先生が指摘してくださった、「相手にわかりやすいプレー」が習慣になってしまっています。だからこそ、チャンスがあれば、シュートを打って欲しい!!と、ずっと言っているのですが、習慣化されたものは、なかなか治りません。
すると、この選手に代わって投入された中1軍団が、DFの意表を突くような、まさかの空振りからの2人目が走り込み、シュートを決めました。圧巻のゴールに、スタッフは、ぶったまげました。「意表をつくプレー」をしないと、格上のDF陣を突破できない・・・選手権予選まで、攻撃陣は、たくさん話し合って、アイデアを出して欲しいと思います!!
きっと、高校生のFWも、中1の時は、もっと何も考えずにシュートを打ったのではないでしょうか?それが、いろいろと考えるようになり、テクニックも身に付き、ボールを持てるようになり・・・しかし、絶対に奪われないスキルがない限りは、死に物狂いでプレスに来る相手に奪われてしまいます。選手権予選は、「死闘」ですので、迷いは禁物です。夏休みもあと1週間・・・悔いの無いように、迷いを断ち切りましょう!