文京学院大学女子高校サッカー部

東京U18リーグ3位で終了
21日(日)高校生は10時キックオフで、都立飛鳥高校と対戦(U18リーグ最終節)しました。勝てば3位、引き分けで4位、負けると5位という、緊張感のある試合になりました。
 

試合前、飛鳥の円陣を見て、「うちもやる?」と、つぶやく選手。「やらないといけないと思うなら、やればいいのに・・・今日は高3S選手の引退試合だぞ」と、言うべきか・・・やっぱり、強制はよくない・・・と、見守りました。

ただ、「ピッチに入って、円陣組むとき、しっかりしゃべれ!選ばれた選手たちなんだから、学年関係なく、ちゃんとしゃべれ!」と、だけ伝えました。

そして試合開始・・・予想通り、飛鳥の気迫にやられました。都立気質と、私立気質なのか、北区と文京区の違いなのか、先にさわるという気迫を見せたのは、飛鳥でした。そして、失点。

そのとき、声をかけたのは、高1のGK、M選手でした。「取り返すぞ!!」・・・この気迫がなかったら、もっと失点していたと思われます。ハーフタイム、「絶対に先に触れ!」ということと、「事故になりそうなボールを放り込め!」と、古川コーチからのアドバイスを受け、後半から投入した高2K選手が、見事に期待に応えてくれました。同点に追いつくと、ようやく、セレブンキョウガクインから、競る文京学院に変貌しました。飛鳥も何度もチャンスをつくりますが、GKや、ゴールポストの活躍で、追加点を許さず・・・

「引き分けで4位かあ・・・やはり、3位はまだ早いなあ。賞状をもらうチームになるには、もっともっと精進しないと。4位でいいんだ。」と、自分に言い聞かせ始めたそのとき、高3S選手が事故発生の可能性の高いボールをゴール前に放り込み、それを高1Sメイ選手がヒット・・・ボールがゴールに吸い込まれました。後半39分30秒・・・劇的逆転ゴールでした。

先週の南葛戦で足を捻り、さらに父様の風邪をもらったというS選手・・・コンディションが悪い中、ラストマッチで渾身のアシスト・・・3位を勝ち取りました!!

1位 SFIDA世田谷 勝ち点18
2位 修徳        勝ち点18
3位 文京学院   勝ち点15
4位 十文字B     勝ち点13


試合後、学校に戻り、中学生を連れて西船橋へ・・・古川コーチが基礎練習を行いました!!大阪で戦う相手は、日本のトップレベルの中学生たち・・・しっかり準備して、意識高く、試合に挑んで欲しいと思います!

以下は、古川コーチの練習コメントです!!
 

2025年12月21日(日)中学生練習(西船橋グラウンド)

 

【目的】

★ゲームで良いプレーをするために、練習からワンプレーワンプレーの精度に拘る。

・ボールを止める、蹴る、基本技術の向上:たくさんボールを触る。次のプレーのために周囲を見て、ファーストタッチで次のプレーをしやすい場所にボールを置き、キックの質に拘る。

・ボールを止めずにアンダーツータッチでパスを回す。

・ボールは間接視野で把握し、味方を、遠くを見る。

・相手と相手の間に立ち、パスを貰えるポジショニングで味方をサポートする。

 

【トレーニングメニュー】

練習メニューは、各カテゴリーの全国レベルなどに合わせて実施。

・ドリブル:元日本代表(日本代表最年少ゴール記録保持者)金田喜稔氏など。

・リフティング:静岡学園高等学校サッカー部、興國高等学校サッカー部、元ブラジル代表 ロナウジーニョ、清水スパルス(Jリーグ) 乾貴士選手、など。

• サッカーバレー:日本代表、なでしこジャパンなど。

・対面パス:日本サッカー協会公認指導者B級ライセンス講習会(FC東京)、FC青山オーバー・フォーティ、元日本代表(日本代表最年少ゴール記録保持者)金田喜稔氏、国井精一先生など。

・4vs2:世界中のクラブ、元日本代表(日本代表最年少ゴール記録保持者)金田喜稔氏、国井精一先生など。

・スクエアパス:日本代表、なでしこジャパンなど。

・ロングキック:世界中のクラブなど。

・左サイドへ展開し、突破し、クロスからのシュート:世界中のクラブなど。

・ゲーム:5vs5。ルールは「コーンゴール。必ずパスを3回以上繋がないとシュートできない。」

 

【トレーニングの振り返り】

・リフティングではヘディングもあまり上手にできていない。まだまだボールを思い通りに扱えていない。テクニックを向上させ、試合で使えるようにしたい。

・対面パスはまだまだズレる。

・4vs2で、サポートの確度や位置を意識的にできているかどうか。相手のプレッシャーが来ないなら、無理にパスを出す必要は無い。ボールをキープするというのもプレーの選択肢の一つである。

・スクエアパスで、ボールの移動中にルックアップができていない。15mのパスの精度、そのキックのためのトラップの精度もまだまだ低く、伸びしろがある。

・ロングキックで、グラウンダーは少しは蹴られるようになってきたが、ライナーや大きく浮かせて味方へワンバウンドやツーバウンドで届くキックを蹴れなかったり、もっとトレーニングする必要がある。

 

【本日の総括】

・もっと上手くなり、もっと強くなると、サッカーがもっと楽しくなり、見たことのない景色を見られるようになるので、今後も取り組んでほしい。

・怪我人の怪我の回復を祈る。


  
  
  
  
  
  
  
  
  
  
2025/12/22 03:07
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